日本における糖鎖の認知度とは?
あなたはどれくらい糖鎖について知っていますか?
糖鎖は過去にも某有名番組で取り上げられたり、科学雑誌の権威「Newton」や「Nature」各誌で取り上げられるなど、その認知は拡大していっています。

まだ解明されていなところもありますが、大阪大学や京都大学といった日本トップクラスの学術機関が研究成果を発表しています。、また、理化学研究所では、アルツハイマー病の画期的な治療法や早期診断に向けた研究がなされており、様々な分野において研究が進められ、認知も急速に拡大されているのです
実際に、日本においてもすでに糖鎖のもっている無限の可能性に着目した一部の人々は、すでに糖鎖を取り入れています。
糖鎖の医療への活用事例
例えば、あるクリニックでは、女性の不妊治療への対策として、糖鎖を活用されています。妊娠したくても2年以上妊娠ができない状態のことを「不妊症」と言いますが、不妊に悩んでいる方は先進国であっても多い現状です。
さまざまな原因が考えられますが、糖鎖もその一因になっていると考えられています。なぜならば、精子と卵子の受精も細胞への情報の伝達でやり取りがなされるからです。精子と卵子はそれぞれ受け入れていい細胞なのかどうか、糖鎖を通して判断され、細胞への情報が伝達されます。糖鎖を増やし正常に機能させることで、不妊を治療することができることが期待されています。

また、感染症の領域においても、糖鎖あるいは糖鎖の機能を利用した医薬品の代表的なものとして、インフルエンザ予防治療薬のリン酸オセルタミビル(タミフル(R))、ザナミビル(リレンザ(R))、抗真菌剤のミカファンギンナトリウム(ファンガード(R))がすでに使われ、実際の現場でも大きな効果を上げています。
医療先進国である日本やアメリカなど、世界各国で、「糖鎖栄養素を補うことで、糖鎖の機能を助け、不要な薬をなくし、薬に頼らない世界を実現」しようと、真の健康を広めるという社会貢献を目指している方々によって研究が進められています。