糖鎖の基礎と体内での働き

はじめに
近年、多くの専門機関で研究が進められ、テレビ番組や書籍等にも取り上げられている「糖鎖(とうさ)」。
実際に糖鎖は心身へのあらゆる可能性を秘めることから、各界が注目する期待の体内物質です。しかし、あらためて「糖鎖って何?」と聞かれると「うまく説明できない」という方も多いのではないでしょうか。
このコラムでは、糖鎖の基礎から最新情報に至るまで分かりやすく解説していきます。
ぜひ、糖鎖サプリメント選びの指標としてご活用ください。
そもそも糖鎖(とうさ)とは?

「糖鎖」とは、その名の通り「“糖(単糖)” が“鎖”のように連なった物質」の総称で、ヒトをはじめとする多くの生物の細胞の表面に存在しています。
細胞どうしの情報の受け渡しや、細菌が侵入を報せるといった生命活動に欠かせない役目を担うことから、DNAなどの核酸やたんぱく質に次ぐ「第三の生体物質」ともいわれています。「生体物質」とは、生物の体内を構成する基本材料のこと。
つまり糖鎖は、生物が最低限の生命活動を営むために、なくてはならない存在なのです。
そもそも糖鎖(とうさ)とは?

「糖鎖」は、簡単にいうと「細胞どうしで情報を受け渡すための、アンテナのようなもの」。体内を構成する細胞1つにつき500~10万個ほどの糖鎖が存在し、ひげのように伸びて情報のキャッチボールを行っています。
たとえば、以下のような情報をやりとりしています。
●不調な細胞や傷ついた細胞を発見
●体内に侵入した異物の感知
●細菌やウイルスの侵入を免疫細胞に報せる
●ホルモンバランスの乱れを感知
また上記のような情報の伝達だけでなく、細胞の表面を覆うことで細胞を守る役目もあると考えられています。
正常な糖鎖の働きが、健やかな生活を守る

糖鎖についてまとめると
●単糖が連なった鎖状の物質
●体内のあらゆる細胞に存在する「第三の生体物質」
●細胞どうしの情報交換を担う、アンテナのような存在
●不調な細胞の存在やウイルスの侵入などを感知
●細胞を覆い、守る役割も持つ
となります。
これを見るだけでも、いかに私たちの健康に必要不可欠かが分かります。
ひるがえって、糖鎖が正常に働いていないと、細胞どうしの情報交換が上手くいかずウイルスや、不調な細胞を放置することにもつながります。
私たちの穏やかで安定した毎日と密接な関わりを持ち、まだまだ多くの可能性を秘める糖鎖だからこそ、世界中の専門機関が注目し、日夜研究を進めているのです。











